2012.04.07
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病院での検査も必要です。
変形性膝関節症を訴える人は60歳以上で、女性に多いという統計が出ています。
この疾患に加えて、腰部脊柱管狭窄症を併発される人も多く見受けられます。
今日、来院頂いた方もこのような症状をお持ちの方でした。
腰と膝はつながっており、長年同じ姿勢が続くことにより、症状が悪化してきます。
痛みが強いと歩くのが億劫になりがちですが、歩かないと筋力の低下を招き、
悪循環に陥りかねません。
当院では、膝関節に負担をなくしてから、徐々に歩いていただくように指導を
しています。歩くことにより、ふとももの筋肉が丈夫になり、膝の関節にかかる
負担が減少するからです。
但し、痛みで歩けそうにない、夜中に痛みが悪化する、歩行できないが、しばらくすると
再び歩けるようになる・・・といった症状のある時は病院でレントゲン検査ではなく、
MRI検査をおすすめします。