中洲東洋医学倶楽部セミナー

7日は、博多駅のJR九州会議室で中洲東洋医学倶楽部主催の研修会に参加しました。

講師は東京理科大学元教授で薬剤師、鍼灸師の遠藤次郎先生。先生の考え方の根本は

「日本は東の文明と西の文明が融合。このような環境にある心身の治療は東洋医学

と西洋医学が融合し協調したものでなければならない」ということ。東の医学と西の

医学の特徴をとらえて、いかにして治療すべきか、問題点を列挙しながら、わかり

やすく講演していただきました。

「東にある(極東)日本は大陸から受ける物質的なストレスが強い。それに打ち勝つ

ために元来、日本人の体は屈強にできているので我慢強い。あまりに過保護すぎる

(薬や論理性や法則性に頼ること)と自然治癒力がかえって低下する。日本人の

体質や気質にあった治療法を開発すべき」との訴えは、今後の治療に役立つものでした。

出来るだけ、講演の内容を自分なりに解釈して、患者の皆さんにフィードバックできたら

と思っています。